調色技術 調色サービスについて
当社は、お客様の求められる用途や材料に合わせ、様々な形態の着色剤をご提供するとともに、ご要望の色相に合わせる「調色サービス」を提供しています。元見本の材質(紙見本、塗装版、布など)に関わらず、ご希望の樹脂にて再現いたします。
技術特長
自動車用内装材・外装材
使用する色材には耐熱性・機械物性・耐候性に優れたものを限定して使用し、色ムラ(分配ムラ)や白スジといった各種不良現象を発生させないように特殊な処方で設計しています。調色はシボプレートで行い、目視とともに自社製のCCMで数値管理も行っています。
化粧品容器
高意匠性分野であり、メタリック色やパール色といった光輝材との組み合わせの調色では高い評価を得ています。光輝材は、押出加工時に輝度の低下や色調の変化を引き起こす場合がありますが、当社ではこうした材料特性に合わせた加工技術を有しています。
用途に合わせた加工評価が可能です。
当社では、加工評価用の設備として各種の成形機を保有しています。お客様の使用機器と同等、もしくは近似の成形機にて色相を評価し、確認することができるため、調色時の色相の再現性に非常に優れています。
当社成形機例
この他、インフレーションフィルム成形機、ヤーン成形機もございます。
調色サービスの高度化を実現します。
化粧品・トイレタリー製品に用いられる容器は、形状・デザイン・色相の変更が日常的に行われるため、スピーディーな調色対応が求められます。一般的な平面プレートでの色見では、内溶液を入れた状態の色相や隠蔽度合い(液線の有無)までの確認が極めて困難となることから、ニーズに対応すべく、カップ形状の金型を作成しました。曲面のイメージ等、より成形容器に近いところで確認することができ、製品上市までのスピードアップが図れます。
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製品・技術情報に関する
お問い合わせ -
営業業務室 Tel. 06-6205-4338